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  • Yuki Takahashi

回復の鍵

更新日:4月25日


 新年 あけましておめでとうございます。


 本日より営業を開始いたします。どうぞよろしくお願いします。

とはいえ、かなりの雪、、、

 路面も白くなっているので、歩行には十分お気をつけください。

 さて、新年最初にご紹介するのは患者様から聞いたお話です。

 この患者様、同居する義父がいたそうです。

 このお義父様は会社を引退後、癌にて歩くのも困難になり、ずっと家にいる生活になってしまったそうです。

 「これでは運動不足になってしまう。」見兼ねた患者様が毎日午前中に近所にある駒沢公園に、お義父様を車に乗せて歩けるように付き添ったそうです。

 初めは全く歩けずに地面に座り込んでしまい、マラソンをしている人に抱えて起こしてもらうことが多々あったそうです。それでも毎日のように続けることで少しずつ数メートルが、ベンチからベンチへ、そして最後には公園内を一周(およそ2キロくらいだと思いますが)歩けるようになったそうです。

 毎日介助し続けた患者様と嫌がらずに毎日続けたお義父様の努力が、このような結果を生み出したのだと思います。


 日々の努力・献身的な介助って素晴らしいですよね!!と思いますが、、、


 私が関心を持ったのは、この患者様が「正直、お義父様は長い距離を歩けるようになるとは思っていなかった。」とおっしゃったことです。

 患者様は、お義父様が家にずっといるより公園で外の空気を吸った方が良いくらいに考えていたそうです。

 この点は、様々な症状に悩む多くの患者様にも参考になる点ではないでしょうか?

 つまり、結果(これをしたら治る)を求める事から入らないということです。

 

 現在は、たくさんの健康情報を簡単に見知ることができます。

「〇〇が気になったらコレ!」「短期間で〇〇が改善。」「〇〇になる前に、まずはこれ!!」

もちろん、すぐにお悩みの症状が改善されたら嬉しいし、結果にコミットしてないでどうするの?と思いますよね。

 しかし、東洋医学にはこんな考えがあります。


 「発症までの時間、症状継続した時間の分だけ、治療には時間がかかる。」


 急性の症状は短時間で回復し、慢性の症状は回復まで長い時間がかかるということです。


 「なんだ、それなら私の症状はすぐ治らないのか、、、」と諦めないでください。

そのようなことが言いたいのではなく、先ほどの話のように「家から出る」「外の空気を吸う「歩いてみる」「続けてみる」など、場所や環境を変える、通常と違う行動をするだけで、人体は大きく変化します。その変化は、治療や薬以上に症状を回復させる鍵となることがあります。

「治療家なのに、治療以上なんて。治療では治せないの。」と思われるかもしれませんが、治療や薬に加え場所や環境・習慣を上手く変化させることで、回復を早めることができたらいいですよね。

人体には恒常性(ホメオスタシス)という機能があり、何か良い影響があると良い方向へと改善するチカラがあります。そのチカラを「自然治癒力」といいます。


 「変化は回復の鍵」

要は、回復の鍵が見つかれば、健康の扉が自動で開くということです。


「私は病気だから、、、」「私は年だから、、、」と諦めず、何か変えてみませんか?

「私の治療もその鍵の一つになれたら」という思いで、治療をしています。


もしかしたら、お義父様も「公園に行ったら、絶対に歩けますよ。」と言われたら、途中続かなかったかもしれません。

「結果は気にしない」

そんな考えも変化の一つ。これも時にはアリなのかもしれません。

そのうちに人体のチカラの素晴らしさを体験、回復の鍵を見つけることできるかもしれません。


私も治療を通して回復の鍵探しのお手伝いになるよう、今年1年頑張ってまいります。

どうぞよろしくお願いします。


東洋医学は美容と健康に役立つエッセンスの宝庫。

でも、東洋医学(主に中医学)は漢字ばかりで難しそうなイメージが・・・

このブログでは、そんな方にもわかりやすいように、学問としての東洋医学ではなく、

実際の治療現場で目にしたり・自分が経験した事例を元に、東洋医学をご紹介します。

(化粧品業界で13年、治療現場で12年の私個人の意見も含みます。)

きっと、あなたの美容や健康にお役立ていただけるはずです。


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