「血」は見えるから分かるんだけど、「気」って何?
お客様から問われると、が通る・血が通うわかりやすくお伝えするにはどうしたら良いか?いつも考えます。
例えで、車なら「気」はバッテリーで「血」はガソリンとか、植物なら「気」は光で「血」は水とか。。。
当たっているような、そうでないような、、、
「気」という言葉
やる気・元気・気力など体にまつわる意味で使われたり、
気持ち・気遣い・気狂い(言葉が悪いですが、、)など心まつわる意味で使われることがあります。
日本人の概念では、「気」は体や心といった各自の体に内在するものと大抵イメージされているようです。
しかし、東洋医学では「気」は自然(自分の内だけでなく外にも)のいたるとことろに存在するものと考えられています。
「邪気」という言葉はご存知ですよね。
「邪気」は外邪とも呼ばれ、外から体の中に入って病気の元になったりします。
つまり、「気」とは自分の内にも外にも存在し、自分(の健康)に影響を与えるものなので、単に‘人のエネルギー’と考えるのは違うかなと思います。
健康にとって良い「気」もあれば邪気のような悪い「気」もあるということです。
「以医者的正気、攻患者的邪気」
「医者(中国では推拿療法は医師が行うので)は、正気(心・意・気を整えたもの)で、患者の邪気を攻めて治療する。」という意味です。
また「合気」といって、自分だけでなく相手(患者)の気を上手く利用しながら、自然治癒力を高めていくことも推拿療法ならではの特徴といえます。
「正気」なんていうととてもおこがましい感じがしますが、健康を考える上で術者・患者様にとって「気」はとっても大切なものなんです。
東洋医学は美容と健康に役立つエッセンスの宝庫。
でも、東洋医学(主に中医学)は漢字ばかりで難しそうなイメージが・・・
このブログでは、そんな方にもわかりやすいように、学問としての東洋医学ではなく、
実際の治療現場で目にしたり・自分が経験した事例を元に、東洋医学をご紹介します。
(化粧品業界で13年、治療現場で12年の私個人の意見も含みます。)
きっと、あなたの美容や健康にお役立ていただけるはずです。
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